

≪急性外陰潰瘍(きゅうせいがいいんかいよう)≫
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病気の概要
◆ 急性外陰潰瘍(きゅうせいがいいんかいよう)とはどのような病気のことでしょうか?
◇ まず、外陰とは、女性性器の恥丘(ちきゅう)・大陰唇(だいいんしん)・小陰唇(しょういんしん)・陰核(いんかく)・尿道口・膣前庭(ちつぜんてい)・膣口(ちつこう)の総称です。この外陰部に炎症性の潰瘍ができる状態を急性外陰潰瘍と言います。
潰瘍は、1個ないし数個でき、痛みを伴います。また、外陰部だけではなく、膣の内部や子宮頸部に発生することもあります。ベーチェット病(主に粘膜を中心に炎症を起す病気)の一種とも考えられています。
◆ 何が原因で急性外陰潰瘍になるのでしょうか?
◇ はっきりとした原因はまだ分かっていません。自己免疫の疾患という説もあります。また、ベーチェット病(主に粘膜を中心に炎症を起す病気)の一種とも考えられています。
症 状
◆ 急性外陰潰瘍はどんな症状が出てくるのですか?
◇ 外陰に痛みを伴う炎症性の潰瘍ができます。殆どの場合、発熱を伴い、症状が進行すると激しい痛みを伴うようになります。潰瘍は、楕円形状で深くえぐれたようになっています。多くの場合、2週間~1ヵ月程度で自然治癒します。しかし、再発を繰り返し、慢性になることもあります。
病院での検査と治療方法
◆ 先生! 検査や治療はどのように行われるのですか。
◇ (1)検査は、まず問診によって、症状を伺います。次に、視診によって、潰瘍の状態を調べます。さらに、急性外陰潰瘍以外の病気の疑いがある場合、血液検査や病変の組織や細胞を採取して検査することもあります。検査による痛みはありません。
(2)治療は、自然に症状が治まらない場合には、抗生剤含有の軟膏やステロイド含有の軟膏を用います。また、痛みがひどい場合は、抗炎症剤を経口投与します。
症状を悪化させない為には、日常生活においては、外陰部を清潔にして、刺激を避けるようにすることが大切です。
症状と病態にあわせた専門医師による適切な治療を早めに受けて下さい。決して怖がることはありません。
なお、不安や疑問のある方は、診療時間内に下記まで、お電話でお気軽にご相談下さい。
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